【その56】とっかえひっかえのセックスの日々
宮崎葵です。
半彼とは言え心から愛するE君と結果的に別れることになりました。
愛のあるセックスでは心が傷ついてしまうことから、ここから暫くの間、愛のないセックスに心酔することになります。
きっかけはB子が教えてくれた出会い系の掲示板。B子もここで出会った数人とセックスしたそうです。(結局彼氏は作らず)
その時はE君がいたためスルーしましたが、私もここで相手を探すことにしました。
プロフィールを入力して登録すると、早速メッセージが。
ストレートにセックス望んだり、遠回しに言ってきたりと様々。
B子に会えるコツを聞いていたので、それに合致する人を一人見つけてメッセージを送りました。
やり取りして、LINEの交換してお互いの顔を交換しました。
可もなく不可もなくな感じでしたが、そもそも私は顔でセックスの相手を選ぶ訳ではないので、その辺はノープロブレムです。
そして相手の方に全額出してもらう約束でラブホへ。
40代独身でお金は沢山持っているとのことでした。
おちんちんはD君と同じくらいでした。
ゴム着きで3回セックスして、そのままさようなら。
初めての出会い系はとてもあっさりしたものでした。
その後も20人くらいの人とセックスしました。
やはりE君のようなテクニックを持った人やF君のような巨根の人にはなかなか巡り会えません。
その合間にももちろんF君とセックスしていました。
50回くらいセックスして、彼のセックステクニックもかなり高くなったのではないでしょうか?
付き合いたいと何度か告白されましたが、ハッキリと断って、セックスだけの関係のまま続けています。
しかしそんなある日、体をある異変が襲います。
会社で突然強い嘔吐に見舞われ、急いでトイレへ。
二日酔いでもないし、何か悪いものでも口にしたのかなと思っていると、同僚が「妊娠したの?」と冗談めいて言ってきました。私は笑って誤魔化しましたが、図星でした。
生理の予定日はとっくに過ぎるているどころか、2ヶ月目が近づいていることにその時気付きました。
その日は会社でも仕事に手が付かず、定時で直ぐに退社し、ドラッグストアで妊娠検査キットを購入。
チェックすると、妊娠のところに線が…。
私の頭の思考は暫く止まりました。