宮崎葵です。
27歳で初体験を経験し彼氏ができた私が性についてこれまでの葛藤と、これからどのように性と向き合っていくのか赤裸々にこのブログで打ち明けます。
50回目の今回は、初体験の喜びと怖さ、です。
女性にとって初体験は一生の宝物であり、決して忘れる事のできない思い出です。
私の友人たちもそう言っています。
セックスの一回一回を細かく覚えていないけど、初体験だけは今でも鮮明に覚えているそうです。
ずっとセックスに憧れていた私は、セックスを経験できてとても嬉く、開放的な気持ちになりました。
でも初挿入のその直前、おちんちんを入れるその瞬間まで怖くてたまりませんでした。
初体験は痛いというのが刷り込まれていたためです。
実際、痛かったです。
オナニーを覚えて10年以上、やっときた初体験。いろんな意味で準備は万端だと思っていました。
もう処女膜なんてフニャフニャになって、溶けて無くなっているのではないかとさえ思っていました。
しかし現実に待っていたのは、試練でした。
初体験で痛い理由はいくつかあると言われています。
①処女膜が傷つく
②処女は濡れにくい
③膣が狭い
②はおそらくクリアしています。
しかしやはり①が最大のダメージでした。
そして何とか①をクリアしても待っていたのが③でした。
もう処女膜も切れているのに、しっかり濡れているはずなのに、痛みが治りませんでした。
でもY子はクンニの時に指で優しく膣を広げてくれていたので、最後挿入完了した時にはほとんど痛みはありませんでした。
もしそのまま無理矢理挿入していたら、この先セックスに少しコンプレックスを持つようになっていたかもしれません。
また、痛い理由のもう一つが、加齢です。
昨今私のように20代後半や30代で初体験を経験している女性も多いのではないでしょうか?
歳を重ねる毎に処女膜や膣は硬くなり、益々苦痛を増すそうです。そんな年齢まで未経験だと、もう経験したくないと思ってもしょうがないのかもしれませんね。
では若年での初体験だとどうなのでしょうか。
A子の初体験は中学生(三年生)の時でした。お相手は当時大学生の家庭教師のお兄さん。
その頃は性に興味を持ち始め、胸も大きくなり、陰毛も生えて、体つきも女性的になってきてセックスしてみたいと思った時、目の前にいたその人とセックスしたそうです。
A子はその人のことを特に好きというわけでもなく、またその彼も、A子が処女だったからセックスしただけだったと言っていました。
A子と知り合ったのは高一の時。初めて会った時から見た目もそうですが、大人っぽいオーラみたいなのが漂っていましたが、本当に大人だったんですね。
私は聞きました。
「後悔しなかったの?初体験はこういう人の方が良かったって思わなかったの?」
「後悔なんてしてないよ。その時に自分がしたいと思ったからしただけだから。むしろ良い思い出だよ」
その時したかったからしたなんて、若さ故の過ち…もとい、若さ故の強さですね。
若い時の経験は自然と受け入れる事ができるのかもしれませんね。
そしてもう一つの気になる質問。
「痛かった?」
「そりゃ痛かったよ。でも思ったよりもすんなり入ったって感じだよ」
やっぱり痛かったんだ。でも私の時よりも痛みは弱かったのかもしれません。
他の二人も10代で初体験を経験しています。
やはり痛かったけど、それよりも初体験を体験できた喜びの方が強かったと言っていました。
二人も初体験以降すごく大人になったと感じるようになりました。
私だけが置いてきぼりで、やっぱりちょっと焦っているところもありました。
でも今は私も大人の仲間入りをし、D君、E君と、とても素敵な男性に巡り会う事ができました。
初体験が私の人生を大きく動かしたのは紛れもない事実です。
オナニーを覚えた頃、性って人を変えるんだなと思いました。
今、セックスを経験した私は人間そのものが変わった気がしています。