宮崎葵です。
27歳で初体験を経験し彼氏ができた私が性についてこれまでの葛藤と、これからどのように性と向き合っていくのか赤裸々にこのブログで打ち明けます。
45回目の今回は、愛してる…です。
気付いたらベッドに横になってました。少し気を失っていたみたいです。
E君が私の頬に手を当てて心配そうにしている顔が目に入ってきました。
この瞬間でした。
『あぁ…私…この人のこと…愛してる…』
そして彼の体を抱き寄せて思い切りキスしました。
「好き、私、あなたのこと、好き…大好き!」
私の想いが一気に爆発して、何度も何度もキスしました。
普段は常にリードしてくれるE君ですが、今回は何も言わず、何もせず、ただ私の唇を受け入れてくれていました。
「俺もだよ、俺も初めて会った時から葵ちゃんのことずっと気になってた。だから初めて会ったあの場所に何度も足を運んでたんだ。でもこんな俺だし、葵ちゃんはすごく純粋な女の子だって分かってたから、絶対無理だと思ってた」
私は全身から込み上げてきて泣いてしまいました。その間彼はずっと私の事を抱きしめてくれていました。
気持ちも落ち着いたとこで、私は彼氏がいることを伝えました。
E君はちょっと驚いていましたが、D君がどんな人なのか知りたいということだったので話しました。
「でもその人のことも嫌いになったわけではないんでしょ?」
「うん、むしろ愛してる。でも、E君のことはそれ以上に愛してるの…。もし…今日のセックスで…子供…できちゃったら…E君と…結婚…しても…いいかも…」
私の声はほとんど声になっていなかったと思います。
でもE君にはちゃんと伝わっていました。
「ありがとう、本当に嬉しいよ。でもやっぱりそれはダメだよ。葵ちゃんは本来そんな女の子じゃないでしょ?少なくとも俺が好きになった葵ちゃんはそんなんじゃないはすだ。成り行きに任せるんじゃなく、しっかりと一つ一つ進んでいくべきだと思うよ」
私はまた泣いてしまいました。
「とは言え、今日は生でセックスする約束だし、うーん、一回だけ中で出そうかな。」
「中で出してくれるの?」
「一回だけだよ」
「うん!」
「それでもし、葵ちゃんに子供ができたら…俺も覚悟を決めるよ」
「ありがとう!」
私は彼を思い切り抱きしめてキスしました。
何度も何度も何度も何度もキスしました。
「ねえ、今晩あと何回セックスできる?」
「そうだなぁ、100回はできると思うよ」
「ちゃんと答えてよ」
「少なくとも二桁は」
「やった、いっぱいセックスできる」
私は心の底から嬉しかった。
「全部生だからね」
「分かってるよ」
「それにしても、セックスの途中で気を失うなんて、俺も初めてだったら、超焦ったんだよ」
私は舌をペロっと出して謝りました。
「今度はもうちょっと抑えるから」
「ダメ、絶対に!」
「また気を失うんじゃないの?」
「それでもいい、また同じ刺激を感じたいの。もし手を抜いたら絶交だからね!」
もちろん嘘でした。
「分かったよ。俺の愛を全力で葵ちゃんに注いであげるよ」
「うん!」
ベッドに二人で横たわって、キスしながら私はおちんちんを私のおマンコに当てがい、そのまま挿入しました。
「奥まで…入れて…」
「分かってる」
またE君のおちんちんは私の膣を抉ります。
また私の脳は爆発して、全身が弾け飛びそうでした。このまま死んでも、愛する人と一つになって、このまま死んでもいいと思いました。セックスって本当に怖い…。
さっきよりもさらにピストン運動は激しかった。もうD君のセックスじゃ物足りない、D君だとセックスしたうちに入らない。もう私の心の中は決まっていました。
セックスもそうですが、人間的にも金銭的にもD君を上回っているE君。人を選んでいるようで心苦しい気持ちもありましたが、今、私の目の前にいる人は、D君には感じなかった何かを持っている気がします。
そして、心から愛している人の胸の中で、また意識を失いました。
【その46】暖かい…に続きます。