宮崎葵です。
DJSODAさんのセクハラ事件については私も思うところがあります。
「そんな格好をしている方が悪い」などと、さも加害者が被害者ぶる発言も散見されます。
これって詐欺師の理屈と同じですよね?
「騙される方が悪い」
そんなバカな話しはありません。
明らかに女性をバカにしているとしか思えない理屈です。
近年は女性の地位向上やハラスメントの撲滅など、国レベルで対策を講じているのに、肝心の個人レベルでこれでは、まだまだ先が思いやられる感じです。
風俗に勤めている女性でさえ、痴漢は嫌だと聞きます。どんなにセクシーな衣装を着ているからと、それイコール触っていいなんて、勘違いにも程があります。
そもそも他人に肌が触れること自体が決して気持ちのいいものではないと言うことは、男性の方でも理解できるのではないでしょうか?
腕を掴まれるのもそれはそれで気持ちのいいものではありません。
なので、どんな条件、どんな環境であろうと、周囲の人達は触れない努力をすることが大事なのだと考えます。
私も痴漢された経験あります。結構最近です。
騒ぎ立てたりはしませんでしたが、エロい私(?)でさえも痴漢は嫌悪感を強く感じます。
被害に遭うのはいつも女性です。
そして泣き寝入りせざるを得ないのも女性です。
世の中はまだまだ「所詮女が言っていること」と、セクハラを軽視しているのだと思えてしょうがありません。
世間がセクハラを無くそうという動きに同調はしても、結局表向きなだけで、根本的な改善はほとんどされていないでしょう。
人はまだまだ未完成な存在なんだなと思い知らされます。
今の時点で理想とされていることが現実になる時代が果たして訪れるのでしょうか?
おそらく私が生きているまでには来ないでしょうね。